元新聞記者 @kaokaokaokao さんのつぶやきまとめ。

大阪の社会部にいたときは、探偵さんからはたばこ一本でももらうな、と教えられた。夜打ち取材にいくときは、記者が自腹で(土産は取材費で落とせない)酒をもっていったりした。

でも初めて政治部にいったとき、議員さんにご飯おごってもらって当たり前、という空気だったので、びっくりしましたよ。

政治部が特殊な世界な気がする。

ただごはんおごられたとしても、それで筆が甘くなるかというと、そうでもなくて。あいては飯を食わせて手なづけた、と思っていても、書くときは容赦なかったりして。

初めて政治記者上司に、議員さんに、おごってもらっていいんですか?大阪社会部の昔の上司は取材相手にたばこ一本でももらうな、といわれました、と新人記者ぶってきいたら、議員さんにはおごられるけれど、秘書にはこっちがおごるから、バランスとっている、と。

ただ、議員におごらせられない記者が、その議員から情報をとれるか、というと、難しい気もする。

飯を頻繁におごられ、野党とか違う派閥の議員とか、その人と仲の悪い議員の噂とか ディープな情報をもたらす記者に対して気を許し、つい口を滑らしたりするもんだと。

機密費使われて接待されるほどの大物記者って、古巣にいてたかな~、と思った。今度花岡さんにきいてみよっと。

政治部記者はバーターで情報とることがおおいんです。たとえば、自民党議員を取材するときに、民主党議員の内情を教えたり。すると、議員自身が記者から情報をとりたい、だから飯でも食べて、ざっくばらんに話そう、というふうにさそってきたりするそうですよ。


口を滑らしたことを手掛かりに、裏とりに走る、でもなかなかとれない。

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