3 ■今朝の日経特集・・・

ガス田掘りです。

 今朝(6/1)の日経1面の特集「」政権」で、インテリジェンス後進国とはっきり書かれましたね。情報は等価交換、インド洋の給油活動を停止してから、日本政府に米国からの情報がぱったり入らなくなったと記事にありましたが、民業でも似たような現象が発生しているんですよね。我々は仕事を通じて、世界から日本、いや日本人がハブられつつある事を肌で感じております。・・・が、その雰囲気を政権に伝えても「ナシのつぶて」か、下手すると文句を言われる始末でして・・・orz。政府の脆弱なインテリジェンスを補完しているのは、民間の商社や海運、資源企業なんですけどねぇ。

 さて、前振りが長くなりましたが、今回の中国への要請は、拉致問題を言い訳にした北朝鮮情報の提供要請でしょう。ただし、その代償が何になるのか、私は非常に恐ろしく感じております。交渉能力の無いルーピー氏が非公式にどんな空手形を切ってしまったのか、固唾を呑んで観察している次第です。

 ミンス政権が拉致問題の解決に関心が無いのは今に限った話ではありませんが、北朝・南韓の緊張が高まる今、流石のミンス政権と言えども情報は欲しい。
 ところが、連中は政権発足後から国内のただでさえ脆弱なインテリジェンスを更に弱体化させ続けけ、機密情報の漏洩に対する罰則を事実上形骸化させた事もあり、今や日本独自に収拾できる北朝の情報ソースは在日北朝人からの聞き取りとラヂオプレスのみです。

 今、我が国で起きている戦略情報の枯渇は非常に深刻な状態です。そのツケ、特にミンス政権となった約9ヶ月で失った分を取り戻すには、これから膨大な資金と時間を要するでしょう。

 だからと言って、日本人である以上、それを無視するわけにはいかないのですが・・・全てを忘れるには辛いものがあります。

駄文失礼
ガス田掘り 2010-06-01 06:52:14
http://ameblo.jp/neko-guruma/entry-10550332784.html#cbox

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