感想。

一見、バンドやろうず的漫画の枠。(※読者の反響次第では妹萌えかバトル漫画に…いや、なりませんけど、多分。)「ケンカ」と「エロ」のチャンピオンのはずが、あれ?フツー?と最初は思った。

主人公、音楽業界の一族。ボン坊ちゃまでギター収集マニア(「坊や、ギターは飾る為にあるんじゃない。弾いてあげなきゃギターが泣くよ」→主人公涙のフラグか?)。宅録派。夢は世界的アーティスト。作曲はするけど、人前で演奏したことも発表したことも無い。(この辺りがどう変化して行くのか、人としての成長が見どころ:1)「妹」がいて(バスタオル1枚で登場。そんな妹の姿にドキドキするとか…身内じゃないの?血縁関係が気になる:2)、祖父からもらった気合いの入ったギターには守護霊(スタンド?)が憑いていて「HELLSING」みたいな主従関係ができる。符思議なギター?(見どころ:3)→そのギターを巡るバトルあり(「ジャ○プ」だったら、寧ろこっちがメインになってしまう。)連載第1回から派手なバトル有り(←さすが「ケンカ」のチャンピオン!!)。このシーンの絵が良かった。(見どころ:4)第1回の敵が"sasquatch"と呼ばれていたけれど、敵の名前はBECRの歌のタイトルから来るのだろうか?(次回の敵の名前はnamplaか?olgadiesか?)それともフツーにモンスター名?(BECRの歌のタイトルから来るなら見どころ:5)←いやいや、バトルシーンに期待

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今後、主人公の秘められた(バンドマンとしての)才能が覚醒したりしなかったり、才能の限界を感じたり努力の勝利を味わったり。ブルジョア資本主義の限界に気がついたり、ネット共産主義に打ちのめされたり。ネット資本主義に光を見たり見なかったり。(見どころ:6)本人も知らなかった過去(一族とギターの因縁)がわかったり(妹と実は血が繋がってない?!近親相姦エロ展開ktkr!なるか?)わからなかったり。(見どころ:7)音楽を通じて他人を信頼したり裏切ったり、裏切られたりするんだろーなー。(見どころ:8←人としての成長って意味では見どころ:1と同じ)んで、合間合間に音楽情報が入る。(見どころ:9)←原作者がガチでミュージシャンなのに…
j-rockとは?j-rockの今後の姿は/聴かれ方/どのように消費される?などなど。雑誌やtwitterなど活字で言い続けてることを、さらに漫画でも伝える。「漫画で読む中洲産業大学音楽講座」という位置づけか。原作者の不借身命的音楽(ロック/ポップス)愛♥。漫画家さんはどう描くか(見どころ:10)

というわけで、この漫画、見どころ、割と多い。(というかどれもこちらの妄想でカバーしすぎ)音楽も実際に聴けるって試みは面白い。(配信一方通行なのか、アンサー/レスポンスを募集するのか?コミックスでも付録になる?)
この漫画を読む人がいかに楽しんで読むかを(最終的には「自分もバンドをやる!」「ライブに行く!」まで)十分に考えてこのバンドやろうず的漫画の枠の中に仕掛け(←こちらの妄想1000%ででっちあげたけど)をいろいろ詰め込んできた、と思った。
今までのバンド系漫画には無かったこと(できなかったこと)が、(ミュージシャンが最初から関わることで)始まった…はず。

次月の展開に期待!★★★★★+★(ご祝儀)

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