#1 Glass Mountain Trust
初聴。いきなりシンセとスネアのフレーズがループ、音色もビビットでDらしからぬ進行とメロディライン。ロンドンのちょっとサイケなクラブイベントで使われていそうな音の嵐。Dファンは全員度肝を抜かれたはずである。これは賛否が分かれそう。間奏の運びは間違ってポップス聴いている気分にさせられる。私は絶賛派。
何度も聴いていくうちに、クラブハウス的な雰囲気を出すというのはシンセサイザーとヴォーカルエフェクトを用いればこんなに容易な事なのかと錯覚を起こすが、このバランス感覚は一貫している彼のスタンスあってのものだろう。
声の質感やエフェクトをかなりざっくりと使い分けており、野暮ったさと背中合わせの格好良さ(が一番カッコイイと思う)。ドラムとコーラスが生の質感をそのまんま出している。という辺りがD'だ。と思わせる。
現代音楽やエレクトロの流れを感じるが、交友関係的にも繋がってきたのか?Sa-Raとか?

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