疋田智(ひきた・さとし)さん・自転車ツーキニスト、インタビュー。(#jitensha #cyclejp #cycleft)


東京新聞 1月21日(金)夕刊より、引用し要点を下記に羅列。


「毎日ジテツーしているうちに多くの弊害に気づく」、それは:


① 最大の問題は、自転車が車と同じ「車両」という原則が理解さ  れていないこと。


② 自転車が「左側通行」と「車道走行」を守ること。この二つに  尽きる。これだけで事故は半減する。


③ 70年代の道交法改正まで自転車は車道を走っていた。 自転車が  車にはねられる事故は多くが横断歩道付近で 起きており、実際  は(車の運転者から見にくい)歩道を走っているほうが危険な  んです。


④(名古屋市の)伏見通の自転車レーンは、考えられる限りの「最  悪のすべて」が詰っていて、最低最悪の見本」と全国で酷評し  ています。


⑤ 東京・亀戸の自転車道は、狭い空間に押し込められた自転車同  士が始終ぶつかっており震え上がるような恐ろしさです。


⑥ 自転車レーンなんて、車道の左端をペイントするだけでOKな  のに。


⑦ パリでは、まず自転車が安全に走れるスペースを街中に網羅   し、その上で共有自転車を導入した。(名古屋市内の)名チャ  リにはその第一歩がない。だから失敗なんです。


⑧ 名チャリも自転車レーンも、失敗する最大の原因は設計者や役  人たちが自転車にのらないこと。きちんと乗ってみれば何が安  全で何が危険かがすぐに分かるのに。


⑨ 自転車を車の仲間だと認識させるには、警察官が規範を示して  くれるのが一番早い。 白自転車が率先して車道を走るようにな  れば必ず市民は追従する。


(以上です)

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