【菅対谷垣詰将棋対決】
 菅代表 4月末までに『在り方』を示したい。
谷垣総裁 『積算』出来るレベルのものなのか?
『この繰り越しがありました。』
 年金や社会保障は、膨大な法令通達で出来上がっており、公務員、社会保険、国民健康保険でも取り扱いが全く違う。
 現在、すでに実施されている法令、各種通達をすべて整理した上で、誰に対してはいくら払うか、上積みするかという調整がないと、予算のベースとなる個別の事業計画にたどり着かない。
 その為、非常に具体的かつ多面的な実施計画が必要となり、それがないといくら掛かるかまで、たどりつかない。
 これまで、自民党ではこの改革のために、検討委員会などを作り、その準備作業を続けてきた訳です。
 実は、菅内閣の税と社会保障の一体改革のメンバーは、この時のメンバーがほとんどなのです。その為、やろうと思えば、『すくに計画作成は実施できるはず』という話なのですね。
 しかし、民主党内はこれをしてこなかったので、党内どころか閣内でも意見集約すら出来ていない。ですから、どこをやり、どこをやらないという話すら出来ない。また、各分野が連携構造に一つを壊すと、全部壊れる可能性もあるのです。

で、つぎの駒を打つ
平成21年の税制改革の附則に、平成23年度、つまり来年の3月までに、消費税を含む抜本改革をすると規定している。民主党は消費税などの改革をする前に総選挙をすると言っている。 だから、来年の3月までに、増税を含むマニフェストを作って、国民に示し、総選挙しないと、論理的に成立しない。
選挙は党で戦うもので、政府提案で年金案を出している政府と各党が戦うのはおかしいということになるのです。

以上解説終わり

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