hayatama · @hayatama1971
17th Mar 2011 from Twitlonger
米連邦原子力規制委員会発表の翻訳
2011年3月16日
NRCは合衆国のガイドラインに基づいた保護的措置勧告を発表
合衆国において同様の状況下で、公衆の安全のために用いられるであろうガイドラインに基づき、NRCは福島原発の周囲50マイル（訳注:80キロ）の合衆国民に対して退去することが望ましいと考える。
合衆国の保護的措置勧告においては、想定される被曝が、全身に対して1レムもしくは甲状腺に対して5レムを越える際に発出される。レムは放射線被曝の単位である。平均的アメリカ人は、天然、人工物を合わせて、年間約620ミリレム（0.62レム）を被曝している。
保護的措置勧告の発出にあたって、NRCは天候、風向、風速、原子炉の状況など様々な要素を考慮している。
添付文書（訳注：翻訳していません）は今回の勧告を発出するに当たって参考にしたコンピュータによる2通りの計算結果である。
原子力非常事態においては、NRCは他省庁と協力し、放射性物質の排出を監視するとともに、その排出先を予想している。現在得られる情報からは、引き続き、ハワイ、アラスカ、米領及び西海岸に対して危険なレベルの放射能が到達するとは考えていない。
原文URL http://www.nrc.gov/reading-rm/doc-collections/news/2011/11-050.pdf