2011年12月18日に和歌山県警がコーヴガーディアンが滞在するホテルに強制捜査に入った件について、シーシェパードが出したアナウンスの訳です。

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日本の警察がコーヴ・ガーディアンを急襲

和歌山県警から派遣された20名の警官が、コーヴ・ガーディアンが滞在する太地町近くのホテル・シャルモントを急襲した。

捜査令状を持った警察は、コンピューターや電話、記録媒体、写真、カメラ、その他疑わしいものを全て押収している。

この急襲の理由は説明されておらず、コーヴ・ガーディアンは日本の法律に違反しないよう注意を払っている。

この急襲は、ドルフィン・リゾート・ホテルの従業員の発言によって暴行罪の容疑を掛けられたコーヴ・ガーディアンのアーウィン・フェルミューレンの逮捕を受けて行われている。アーウィンは海からリゾートの生け簀[訳註:正確にはプール]へのイルカの移送を撮影しようと試みていた。従業員はアーウィンが彼を押したと主張する。この申し立てに関して他に目撃者はいない。

対象的に、二人の女性コーヴ・ガーディアンに対する漁師が暴行を働いた最近の事例では、漁師は取り調べを受けたが、暴行についてビデオの証拠があるにもかかわらず釈放された[訳註:この「暴行」とされる事例は、一般人の立ち入りが制限されている船着き場にコーヴガーディアンが入り込み、漁師の活動を妨害した際に小競り合いとなったもの]。

現在、コーヴ・ガーディアンのスコット、メリッサ、ロン、およびセーヴ・ジャパン・ドルフィンズのヘザーが勾留され、外界との交信を遮断されている[訳中:逮捕はされておらず、事情聴取のみ]。

ニコール・マクローランは警察がホテルを急襲した際にちょうど大阪に向けてホテルを出るところだったため、我々に連絡をすることができた。

警察は、何一つ違反行為をせず日本の法律を忠実に守って活動してきたグループを、欲求不満とやけっぱちから厳しく取り締まろうとしているようだ。

我々は彼らが勾留から解放されたという連絡を待っており、もし何の連絡もなければ彼らが新宮で投獄されていると判断する。

原文:
http://www.facebook.com/seashepherdconservationsociety/posts/10150472680443259

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