記事「戦う自民へ、わが決意に一点の曇りなし」『正論』平成22年1月号 より

―しかし、平成十八年に総裁選に出馬された際には、
首相の靖国参拝に否定的な見解を示されていましたよね。
心境の変化があったのですか

谷垣 いえいえ、全く同じ心境ですよ。靖国参拝というのは、
静謐な環境の中で、自然な気持ちで行うのが大切だと思っています。
平成十八年の総裁選の時は、マスコミも過熱気味で、
極めて政治的なイシューにされていました。
そういう喧騒の中で首相が公式参拝をし、
火に油を注ぐような結果となるのは、本来の参拝の
あり方としてどうか、英霊は喜ばれるであろうか―
と思ったのです。この思いは今も変わりません。

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靖国参拝に関して、谷垣氏の3つの立場と心持ち
平成20年8月15日 谷垣国土交通大臣会見より
http://tinymsg.appspot.com/sSm
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平成18年(財務大臣時代)靖国参拝関連の発言

8月2日 分詞論に対しての見解あり
http://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1022127/www.mof.go.jp/kaiken/my20060802.htm
8月4日 公的参拝と私的参拝について
http://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1022127/www.mof.go.jp/kaiken/my20060804.htm
8月15日 国家としての戦争慰霊と記録のあり方、
A級戦犯ひいては極東軍事裁判の捉え方
http://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1022127/www.mof.go.jp/kaiken/my20060815.htm

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平成17年8月8日 谷垣財務大臣定例会見より
http://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1022127/www.mof.go.jp/kaiken/my817.htm
 この問題は、ご質問でございますが、いたずらに政治的イシューに
してですね、まいるのがよいことだとは考えていないわけでございます。
 静かにお参りをするというのは、やはり亡くなった、戦死された
方々の霊を慰めるにも一番よいことではないかと思っております。
私も京都遺族会の会長という立場もございます。
 また、私自身の親族が祀って頂いているという立場もございます。
 やはり静かにお参りを出来る機会を私はとらえたいと考えているわけでございます。

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