本日13時よりTBS「噂の東京マガジン」で小児医療センターの問題が放映されるそうです。
取材日は知事が一部機能存続を表明した直後だったそうだが、どのような番組内容となるのだろうか。
蓮田のスマートIC開通についても当番組は反対の立場で一方的な番組内容であったが、情報提供者の意見に偏った偏向番組の最たるもので不快だ。資料館のたぬきなどを象徴的に映して、そこだけを見たコメンテーターが批判していた。資料館をきっちりと取材したのだろうか。縄文時代の標識土器である黒浜式土器も展示してあり、小さな郷土資料館の割にはちゃんと勉強になる。資料館自身は観光の起爆剤にはならないが、現在着々と整備中の国指定史跡の黒浜貝塚については言及がなかった。
こんなことをしているから、建設的な話し合いができなくなる。3次医療施設の整備と総合周産期母子医療センターの整備は絶対に必要だ。今の施設ではNICUの不足や感染症予防対策も不完全。病床も小さいため、高機能の医療機器も整備できないでいる。小児高度医療施設としてはあまりにも不十分なのだ。実際、他県に搬送される母子も多い。耐震性のある建物も保険発達棟しかなく、しかもその建物ですら補強工事が必要。今のように小児三次医療の機能を残すとなると、別棟を建てて、一度そこに移転して今の施設を建て替えるという無駄をすることになる。そこまでしても周産期医療は別でカバーできない。埼玉県内の母子医療を考えるならば、さいたま新都心に新設はやむを得ない。
我々が要求すべきは現実的であるべきで、県が通院のみの機能を存続予定と言っているのを、せめて6月に開設される久喜の土屋小児病院のように24時間救急対応できる2次医療施設として存続するよう要望することだ。
これこそが本当に重病で苦しむ県内の子どもたちを救うことになると考える。
蓮田市の子どもにとってもそうだ。軽度な救急患者までも小児医療センターに搬送されて、本当に重度な患者の対応ができなくなってしまっているという。
僕も二人の子どもの親なので親心はわかるが、現状に照らしてみて、本当に必要な人たちに必要な施設が何であるかを考えてもらいたいと思う。

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