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よしぼ~ · @yocibou

13th Apr 2012 from Twitlonger

小沢一郎を脱・原発の先頭に立たせろ! 2012.04.13改
(副題: 新聞・テレビに日本の将来を委ねるのはもうやめよう!)      by よしぼ~(@yocibou) on TWITTER

小沢一郎の、政治資金規正法違反(虚偽記載)の共謀を問われた事件の公判では、前田元検事が、検察上層部が初めから筋書きを作っての、小沢一郎をねらった国策捜査であると証言し、田代検事は秘書の捜査報告書を捏造した事を認めています。そもそも検察審査会は、検察の捜査や起訴・不起訴判断の妥当性を審査するところです。

30億円もかけたと言われる検察捜査は、不起訴の結論に至った捜査資料の全てが検察審査会に提供・開示されなければなりません。11名の検察審査員は、検察が不起訴にしたことの説明を先ず受けなければならないのです。

しかし、小沢一郎を陥れる捏造報告書の提供や、逆に、小沢一郎側への裏金疑惑を否定する捜査報告書の提供を意図的に除外した結果が、恣意的な審査員選定方式によって、その正当性さえ疑われている検察審査会の議決に影響を与えたことが明らかとなっています。

政治資金報告書上の秘書寮の土地取引の記載については、虚偽の記載はなく、本登記がなされた2005年1月7日が正しいと検察側、弁護側双方が推薦した会計学の権威が法廷で証言しています。政治資金規正法違反なぞ、そもそも存在しないし、共謀もありえないのです。

2月17日の公判では、裁判所は、共謀の証拠として検察側指定弁護士が求めていた検察官調書を、証拠として採用しない事を決定しました。やむなく3月9日の論告求刑では、「検察側指定弁護士が被告人の共謀の関与を立証できなくても、被告人側が秘書だけでやったと立証できなければ有罪にすべき」と、証拠に基づいて主張を行い、起訴事実の立証責任は検察側指定弁護士にある、という刑事裁判の基本原則を、まったく無視した論告であったと、傍聴された江川紹子氏が解説されています。

秘書寮の土地取引の原資については、小沢一郎は以前より父親から相続した財産や歳費、本の印税等である事を説明しており、不正な資金でない事ははっきりしているのです。まさにクリーンだったのです。

新聞・テレビは、この事を正しく伝え、検察のリークと結託して踊った自らの過去を直ちに反省して、その説明責任を果たすべきですが、言葉もないほど恥じているのか、いまだに知らん顔です。

しかし、その選定方式さえ疑われている11名の検察審査員に比し、実に133,978名の国民の負託を受けた立法府の議員を、不当に攻撃し、その政治活動を制限し、本来ならば、政権交代後の初代総理大臣として「日本の再生」に取り組む事ができた民主党代表を辞させ、結果としてこんな日本にしてしまった罪を新聞・テレビは償わなければなりません。先ず「原発安全神話」でも大活躍の、既得権益層御用達のキャスタ、コメンテータ、政治記者、編集人を放逐すべきです。

小沢一郎は、早くから、原発事故の収束を最重要課題として考えており、東電という企業がどうなろうと東電任せにせず、政府が前面に出て収束にあたるべきとし、政府の隠蔽行為をも批判しています。そして、原子力マフィア側の言葉を伝えて、事故後も安全神話を振りまき続けた新聞・テレビをも痛烈に批判しています。さらに、原発を過渡的エネルギーと定義し、核燃料サイクルもいまだに見通し立たず、このような過酷事故も起きてしまった以上、長期的なエネルギー政策を別途しっかり考えてゆかざるを得ないと述べております。

最新のテレビ・インタビューでは、原発をずっと続けることは不可能だが、電源品質を重視する産業用電力を、代替エネルギーで賄う事ができるまで、一定量確保する事が日本の経済にとって必要だとして、全原発の即時の停止には否定的ですが、その代替エネルギーを大胆に開発してどんどん原発を換えてゆきたいとも発言しています。

日本はもう一刻の猶予もありません。列島各地での大地震の予測があります。福島原発の地震による主要損傷も報告されており、もう津波の高さの問題ではないのです。米国で認可された最新の原子炉は、予備電源の多重化は勿論ですが、たとえ全電源停止の発生においても冷却できるよう、原子炉上方に巨大な冷却水プールを置く構造のようです。そのような構造では、地震の多い日本は勿論、カリフォルニア州でも認可されないようです。原子力マフィアでさえ、既存の原発設備の改良では充分でなく、根源的な設計の変更が必要だと認めているのです。

福島原発と同様の事故の危険は、全国の全ての原発に存在しているのです。稼働中の原発は、54基のうち僅か1基となりました、電力需要の僅か1%にすぎません。量的には、ピークカット対応で充分でしょう。事故調査も完結しないまま、仮想的なストレステストが終わったとして、芋釣る式に再稼働なぞ、絶対に許してはなりません。原子力マフィアは、なし崩し的に再稼働させ、国民があきらめるのを狙っているのです。新聞・テレビもその為に総動員されています。しかし、現代のテクノロジーと、うらやましいほどの厚遇が保障されたエリートたちの人的資源をもってしても、福島原発事故は通常収拾できないことが判ってしまったのです。

そして原発は停止させても安心できません。福島でも運転停止していた4号機の使用済み燃料プールの1535本の核燃料集合体の存在が危険視されていますが、全国の原発にそうした使用済み燃料プールが多数存在しているのです。

大飯原発の再稼働を許して、原子力の戦線をむやみに拡大すべきではありません。そもそも大飯原発が、他に先駆けて稼働させるほど安全度が高いのでしょうか?過酷事故が発生した場合でも、大飯原発の場合の影響が最も小さいのでしょうか? 野田政権は何ら情報を開示していません。知恵を出して、国民の合意を得て、この国難と戦うという気概がまったく見えません。新聞・テレビはこうした事を全く追及しません。財界や高級官僚の意のままに、原子力マフィア等、既得権益層の利益を損ねる事は細かく報道しない事にしているのです。

新聞・テレビに日本の将来を委ねるのはもうやめましょう。新聞・テレビは、国民の声を分断し、既得権益層の望む方向に捏造・誘導しているのです。これに立ち向かえる政治家でないと脱・原発もできません。

大飯原発の単なる順ぐりの再稼働は、野田政権が、まるで福島事故なぞなかったかのようにこれまで通りの政策を続けたい原子力マフィアの傀儡であることの証左です。「日本の再生」の為に、全ての運転を停めて、原子力戦線の速やかな縮小の為にリソースを先ず集中すべきです。

そして再稼働ありきの野田政権に替えて、新政権に、小沢一郎に、原発なくても、電圧や電流の安定を求め、瞬断を嫌う産業用電力含め、確実に安全にやってゆける為の条件と、その為の施策を直ちに準備させましょう。その上で、国民が知恵を出し、工夫をし、我慢もして受け入れ、全廃に向けて、小沢一郎の背中を押してやれば良いのです。国民の「絆」はその時に発揮しましょう。瓦礫拡散の為にではありません。昨年10月2日の市民との討論では、小沢一郎は、『だから原発というのは精査してみて、国民みなさんが「よし、それでいこうや」という合意さえできれば、やめていいと思いますね。』と発言しているのです。

もう今まで通りのやり方では立ち行かないのです。変革は大規模で、日本一新を想起させるものと覚悟すべきです。その動きを後押ししましょう。小沢一郎の裁判自体が、①検察審査会の人選の恣意性、②提供された捜査資料の不正義、③補助弁護士による不当誘導、これらからも即刻棄却されるべきなのです。原子力マフィア等の既得権益層は、これまで通りで良し、としたいのです。「日本の再生」を訴える小沢一郎の力を必死でもぎ取ろうとしているのです。

新聞・テレビの攻撃に耐え、国のあるべき将来像を描き、官僚を動かし、大胆な調整能力を発揮し、「国民の生活が第一」の政治を遂行できる政治家を今すぐ使わなければなりません。それはもはや小沢一郎だけです。

翌週4月26日の判決の前に、4月20日(金)18;30より小沢一郎の政治裁判に抗議する集会が開かれます。小沢一郎を国民に取り戻し、その手腕を、脱・原発含め、「日本の再生」の為に直ちに用いるべき、と声を挙げましょう!
        ――― 記 ―――
『「STOP!権力の暴走」国民大集会(小沢一郎政治裁判の不当判決は許せない)』
ホームページ: http://stop.jpn.org/?page_id=32
主催:「STOP!権力の暴走」国民大行動
実行委員会委員長 平野貞夫
(日本一新の会代表・元参議院議員)
実行委員会事務局長 伊東 章
(小沢一郎議員を支援する会 代表世話人)
日時:4月20日(金)開場:18時30分 開演:19時00分
場所:文京シビックホール 大ホール 
東京都文京区春日1-16-21
 TEL.03-5803-1100
*東京メトロ丸ノ内線・南北線 後楽園駅
*都営地下鉄三田線・大江戸線 春日駅
*JR中央・総武線水道橋駅>【徒歩約10分】
参加費:無料ですが、会場費等をまかなうために1口500円からのカンパを会場入口でお願い致します。
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