『参加判断は時期尚早 米国の要求見極めが先 農相』|日本農業新聞4月18日

 鹿野道彦農相は17日の閣議後会見で、野田佳彦首相が月末にも行われる日米首脳会談でTPP交渉参加を表明するのではとの懸念が広がっている問題について「まだ(参加判断やそれに必要なプロセスがあり)そのことについて言及するところに来ていないのではないか」と述べ、結論を出すには時期尚早との認識を示した。
 
 鹿野農相は「米国の(政府が日本のTPP参加について行った)意見募集の結果に対する具体的な考え方が示されていない」と述べ、米側が日本に交渉参加条件として突き付ける要求を見極めてから国民的な議論を行うことの必要性を強調した。

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