『検査体制検証を 米国BSEで民主WT』|日本農業新聞4月27日

 民主党の酪農畜産ワーキングチーム(WT、道休誠一郎座長)は26日、米国でBSE感染牛が見つかった事実関係について政府から報告を受けた。議員は米国の検査体制を検証する必要性を指摘、政府に情報提供を求めた。

 厚生労働省は感染を確認した牛の月齢が日本の輸入条件に該当しないことや、感染経路が分からない非定型BSEであることを報告。「輸入牛肉の安全性に問題がない」との見方を示した。

 日米間で検査体制に大きな違いがある点を踏まえ、議員からは「検証が必要だ」との意見が出た。国産牛の消費への影響も懸念され、今後、食の安全・安心の観点からも議論を深めていく予定だ。

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