『議論の内容「注視したい」 民主・経済連携PTで農相』|日本農業新聞5月16日

 鹿野道彦農相は15日の閣議後会見で、TPPなど多様な経済連携を検討する民主党の経済連携プロジェクトチーム(PT、櫻井充座長)の議論が16日から再開するのを受けて「(議論の内容を)注視したい」と述べた。
 
 鹿野農相は同PTの議論について「党の考え方は(政府に対して)拘束力を持たないといわれている」としながらも野田佳彦首相が昨年11月、TPP交渉参加国との事前協議の参加を表明した際は「野田首相の頭の中には党の考え方もあったと思う」と指摘。今国会会期中を目安に同PTがまとめる方針を重視する考えを示した。
 
 日中韓FTAについては、13日の3カ国首脳会談で年内の交渉開始に合意したことを「一つの成果だ」と強調。その上で、今後の交渉は3カ国の産官学の共同研究報告を踏まえ「農水省は(共同研究報告に盛り込まれた)センシティブ(重要)品目に配慮しながら建設的、積極的に取り組む姿勢で当たる」と述べた。

※引用者注:農林水産省HPの該当ページ⇒ http://www.maff.go.jp/j/press-conf/min/120515.html

Reply · Report Post