『自動車問題指摘好ましい 米国下院小委員長』|日本農業新聞5月17日(時事通信5月16日)

 【ワシントン時事】米下院歳入委員会貿易小委員会のブレイディ委員長(共和)は15日、当地で開かれた昼食会後、記者団に対し、TPP交渉への日本の参加について「米通商代表部(USTR)が自動車問題を指摘したのは好ましい」と述べ、両国間の事前協議の進展に期待を示した。協議妥結が見込まれる時期については明言を避けた。
 
 ブレイディ委員長は、この日発効した米国とコロンビア間のFTA交渉を引き合いに、問題点が具体的に指摘されていなかったため長年にわたり難航したと指摘。その上で、TPP事前協議では「(日本の自動車問題など)米国側の特定の懸念が明確にされており、進展に役立つ」と述べた。

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