『TPP反対:1000人結集 福島市で県民集会』|日本農業新聞6月3日

 政府のTPP交渉への参加市政に危機感を抱く地産地消運動促進ふくしま協同組合協議会は2日、「TPPから日本の食と暮らし・いのちを守る県民集会」を福島市で開いた。農林水産関係者や消費者、医療関係者ら約1000人が結集した。
 
 同協議会の庄條徳一会長(JA福島五連会長)は「政府が最優先で取り組む課題は、TPPでも消費税増税でもなく、東日本大震災からの復興だ。日本の食と暮らし、いのちを守ることが、いかに大切なことかを理解してほしい」と強調した。
 
 県庁から福島駅前、街なか広場までの約2㌔をプラカードやのぼり、むしろ旗を掲げてデモ行進し「TPP交渉参加反対」「国民皆保険を守れ」「政府は情報を開示しろ」とアピールした。(福島)

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