『【農業論壇】テーマ 格差社会と食料主権』|日本農業新聞6月4日

 市場原理や自由貿易を推進する新自由主義が広がる中、世界各地で貧富の格差が拡大している。格差社会は一部の富裕層と圧倒的多数の貧困層を生み、栄養不足、飢餓、医療格差といった命に関わる深刻な問題を引き起こす。世界の栄養不足人口は依然9億人を超える。世界人口が増加する中で、近い将来に必ず迫り来る食料危機。行き過ぎた市場原理や自由貿易が引き起こした格差社会と食料主権を考える。(聞き手・吉田聡、豊田萌)
 
◆食料価格高騰や反格差などを要因とする主なデモや暴動(2008年以降)
 【】は反格差デモ ★は08年。無印は10年以降
 
・【米国】、★メキシコ、★ハイチ、ボリビア

・【イギリス】、【フランス】、【ドイツ】、【スペイン】、【イタリア】、【ギリシャ】

・アルジェリア、チュニジア(ジャスミン革命)、リビア(リビア内戦)、エジプト(エジプト革命)、★モーリタニア、★セネガル、★ブルキナファソ、★コートジボアール、★カメルーン、★エチオピア、★ソマリア

・ヨルダン(反政府運動)、イラク、サウジアラビア、イエメン、インド、★バングラデシュ、★インドネシア、★フィリピン、【韓国】(反米韓FTAデモ)、【日本】(TPP反対デモ)

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