枢斬(Su-zan) · @S_antonton
30th May 2014 from TwitLonger
リー・ペイス「最近NY州の北部に10エーカーの土地を買ったんです。農夫になろうとしているんですよ」
最新のLeeさんの記事（ほぼ全訳私訳）です…畑とトラクターを買ったことと、私生活のことはあらためて「言いませんよ」宣言です。
……例の件については完全に知っていて、相当苛立ってますね……。
●Lee Pace Is Ready For The Spotlight, But Not The Scrutiny（監視）
リー・ペイスは注目される準備はできている。が、監視される用意はない。
LAのフォーシーズンズ・ホテルの待合室のひっそりとしたパティオに座りながら、ペイスの映画俳優たる美貌は、手入れをしていない顎鬚と、ぼさぼさの巣のような髪に半分隠されており、それはこの俳優をさらに不可解に見せる、仮面のようだった。そして彼は、照明から遠く離れた生活を楽しんでいる。実に最近、（トラクターを含めた）10エーカーの土地を、NY州の北部に買ったのだ。
http://www.buzzfeed.com/jarettwieselman/lee-pace-is-ready-for-the-spotlight-but-not-the-scrutiny
（能書き部分略）
「埋葬されて」の卒業生として、彼はこれまでに二つの目立つ企画に着手している──AMCの「Halt and Catch Fire」とマーベルの「 Guardians of the Galaxy」だ──彼は、視聴者の好奇心のために、自分の私生活を晒すことを拒否している。
http://www.fourseasons.com/losangeles/dining/lounges/windows_lounge/「僕はね、まさに農夫になろうとしているんですよ」と彼は言う。途端に、その髭がその役に完全にふさわしく見えた。「僕はトラクターを、すごく長い間欲しいと思っていたんです。そして、ついにこれを買ったんですよ」にやりとしながら、彼は新しい親の熱心さで写真を見せびらかした。
非ハリウッドの独立系ドラマ（「A Single Man」）からロマンチック・コメディー（「Miss Pettigrew Lives For A Day」）、そして、オスカー候補（「リンカーン」）からTVの時代物（AMCの「Halt and Catch Fire」、6月1日放送開始）まで、ペイスの経歴はジグザグだった。しかし、オンラインにはこの俳優について、ごくわずかな情報しかない──そして、それはまさしくペイスが望んでいるあり方だ。
「エルフ族の王や異星人の武将を演じているとき、ちっぽけな自分は実に面白くないものですよ」と、ペイスは素っ気なく肩をすくめながら言う。
「でも、同時に、俳優は透明であることに責務を感じているんです。そしてね、僕はその点が本当に分からないんですよ」
ペイスはつづける。腕をあちこちにせわしなく動かし、あらゆる質問を例示しながら。
「そうして、完全な連鎖に踏み込むんですよ。僕が好きですか？ もし僕がこれを初日興行に着ていたら僕が好きですか？ もし僕がこの雑誌に載っていたら、僕が好きですか？ もし僕がこの人と付き合っていたら、僕が好きですか？ そうしたら、僕が好きになりますか？ そうしたら、僕は許しを貰えますか？ そうしたら、入場券を買ってくれますか？ 僕は人々に入場券を買ってほしいですよ。なぜなら彼らはその役に興味があって、そしてその仕事に興味があって、そしてその物語に興味があるからです」
私生活についてのその傾向は、ペイスの個人的な生活について、際限もない噂を焚きつけてきた。彼が本質的に混乱を生じさせるものとして退けている憶測は、観客が事の始めから彼に魅了されている、まさにその理由だ。
「他人の私生活なんて、どうでもいいでしょう？」とペイスは言う。
「つまり、はっきり言ってですね。どうやって、その時の役の中に姿を消すことができるようになるんでしょう？ 僕を信用してください。もし、僕に自分について言うだけの価値のある面白いことががあったら、そうしていますよ」
彼の人生について、詳細を求めている人々は、一連の作品以外を探すべきではない。「正直に言って、僕が演じている役は、十分露出的ですよ」代表例はこうだ。前記の「兵士の彼女」、そこでペイスは性転換者の闘士、カルペニア・アダムズを演じた。この役は、正式に再調査した「Don’t Ask, Don’t Tell after（DADT＝聞くな、答えるな）」の彼女の恋人、Barry Winchellに触発されている。彼は1999年に殺害された。
「僕は衝撃を受けましたよ。あの役の中にどれだけ自分の姿があるかを見て」ペイスは言う。
「僕はあの役のために、自分自身を変換することにすごく一生懸命に取り組みました。自分自身をそこには認めないだろうと、決め込んでいたからです。でも僕はカルペニアの中に、僕がそれまで予想していたよりずっと沢山の自分自身を見ました。だから、僕はもうすでに、僕自身が楽にできる以上にずっと自分をさらけ出していますよ」
（2014/05/30）