haniwa_twh

YURIKA · @haniwa_twh

9th Jun 2014 from TwitLonger

"スランドゥイルは危険だが、賢い王"

スランドゥイルはレゴラスの父で、人間的で心優しい息子とは違い冷徹で厳格な王だ。しかしそれは王国を守り、現在と未来を懸念する彼のやり方でもある。多くの戦闘に加わった彼は偉大な戦士というだけではなく、闘牛士のような面もある。彼は牛を殺すことだけを望まない。牛に苦痛を与えたいのだ。優しい息子、レゴラスと葛藤が生じないわけがない。

Q.どのようにキャスティングされましたか?

オーディションで役を与えてもらったんだ。役が決まったという知らせを聞いた時、本当に光栄だったよ。撮影する全体の過程が楽しくて、特権を与えられた気分だったよ。この映画を通して世界で最も素晴らしく、本物のアーティストと出会ったんだ。

Q.スランドゥイルはどのようなキャラクターですか?

彼は荒地に囲まれた天国の傷ついた王なんだ。森は危険な場所で彼は危険な王だ。スランドゥイルを演じるにあたって参考にしたキャラクターのうち一人がフィッシャー・キングだ。フィッシャー・キングは「アーサー王の伝説」に出てくる王で、肉体的な傷を負うと、その苦痛で領土も一緒に荒廃してしまう。スランドゥイルは彼の森で起きたすべての事を感じ取る事ができるんだ。

Q.一言で言い表すのにはとても複雑な人物ですね。

彼は竜(スマウグ)と闘ってみて、苦しい戦争も経験したせいで竜を倒すのがどれだけ大変な事なのかを知っている。それで竜が小人たち〈ドワーフたち〉を攻撃した時、彼は助けずに無視したんだ。しかし竜を倒しに行く小人たちを阻んだ。竜を攻撃することは竜を刺激するだけだから行かない方が良いと判断したからなんだ。スランドゥイルを演じた俳優としても、やはりスランドゥイルの決定に同意するよ。無謀な子供たちを制する心情なんじゃないかな?

Q.スランドゥイルと息子のレゴラスとの関係はどうですか?

親子の関係だけど、二人は全然違う存在なんだ。スランドゥイルは彼の王国を守る事にだけ感心があって、他の世界から離れていることを願っているんだけど、レゴラスは他の世界が気になって、馴染みたいんだ。

Q.エルフを演じるためのご自身だけのノウハウはありますか?

息子であるレゴラスのエルフ式歩き方に倣ったよ(笑)妖精語で会話する時は自然と触れ合うような仕草をしたんだ。水の中で動くように、柔らかく動こうと努力したよ。

Q.すべてのシーンでCG用ブルースクリーンで撮影されましたが、撮影するのに難しいことはありませんでしたか?

撮影所に小さい岩と木の枝を少し置いて、ピーター監督が言ったんだ。「知ってるだろうけどすごく大きい物なんだよ。ここはエルフ王の王国だから…」と始めて、色々と話をしてくれた。だから僕は監督の言葉を基に想像し始めたんだ。後で映像を見た時、すべての物がとても大きくなっていたから、口が開いたままだったよ。

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