浅野 真 · @makochan1969
28th Jul 2015 from TwitLonger
安倍政権が安保法制の合憲性の根拠として砂川裁判の最高裁判決を持ち出します。
その最高裁判決は、「わが国が主権国家として持つ固有の自衛権は何ら否定されたものではない」と書かれていますが、安倍内閣は、この判決文を「最高裁判決は個別自衛権と集団的自衛権を区別していないから、双方を認めているのだ」とこれまでの政府答弁を一切無視して、一方的に主張しているに過ぎないのです。
砂川裁判の拡大解釈を合憲性の根拠にし、野党からの批判に対しては、「それでは、自衛隊は違憲だというのですか？」と馬鹿の一つ覚えのように繰り返し、相手を煙に巻く論法は、問題の本質を見えなくしてしまいます。
そして中国脅威論を持ち出されれば、一般国民は、さもありなんとなってしまいます。
先程も書きましたが、安倍首相は、安保法制の質疑で中国を名指しで批判を開始しました。本当に愚かなことです。